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月に照らされた君

Category: 短編集  




ある月の綺麗な夜のことでした。
カトウはとても美しい歌声を聞きました。
「誰が歌っているんだろう?」
カトウは不思議に思いました。
するとどこからともなく8分音符の形をした雲が表れ、カトウを乗せて飛び始めました。
カトウは歌声のする方へと進みました。

しばらくすると、カトウは友達のカノウを見つけました。
「おーい。」
カトウに気がついたカノウはびっくりしました。
カトウは今までのことをカノウに話してあげました。
「ぼくも一緒に行きたいな。」
すると4分音符の形をした雲がカノウを乗せて飛び始めました。
カトウとカノウは歌声のする方へと進みました。

カトウとカノウはしばらくすると、友達のケンイチを見つけました。
「おーい。」
「おーい。」
カトウとカノウが空を飛んでいるのを見たケンイチはとてもびっくりしました。
カトウとカノウは今までのことをケンイチに話してあげました。
「ぼくも一緒に行けるかな?」
ケンイチが言い終わると同時に16音符の形をした雲が表れ、ケンイチを乗せて飛び始めました。
カトウとカノウとケンイチは歌声のする方へと進みました。

カトウとカノウとケンイチはしばらくすると友達のヨースケを見つけました。
「おーい。」
「おーい。」
「おーい。」
高いところが苦手なヨースケはびっくりしました。
カトウとカノウとケンイチは今までのことをヨースケに話してあげました。
「ぼくは怖いから行かない。」
ヨースケが言い終わる前に8分音符が2つつながった形の雲が表れ、ヨースケを乗せて飛び始めました。
カトウとカノウとケンイチとヨースケは歌声のする方へと進みました。

カトウとカノウとケンイチとヨースケはしばらくすると友達のオックンを見つけました。
「おーい。」
「おーい。」
「おーい。」
「助けてー!!」
空を見るのが大好きなオックンは皆をとってもうらやましく思いました。
カトウとカノウとケンイチとヨースケは今までのことをオックンに話してあげました。
「ぼくも行けるといいな。」オックンが言い終わる前にヨースケを乗せた雲がオックンをもう一方の方に乗せて飛び始めました。
カトウとカノウとケンイチとヨースケとオックンは歌声のする方へと進みました。

カトウとカノウとケンイチとヨースケとオックンはピンクのフワフワした雲よりも高い所へと進みました。
歌声はこのピンクの雲の向こうから聞こえていました。
雲の向こうには月がありました。
月には誰かが座っていました。
カトウとカノウとケンイチとヨースケとオックンはその人が歌声の主だとわかりました。
「君達は誰?どうしてここにいるの?」
月に座ってた人が5人に気がついて尋ねてきました。
「ぼくはカトウ。」
「ぼくはカノウ。」
「ぼくはケンイチ。」
「ぼくはヨースケ。」
「ぼくはオックン。」
5人は1人づつ名前で答え、今までのことを話してあげました。

「君は誰?どうしてここにいるの?」
今度は5人が尋ねました。
「ぼくはレオ。友達を探しているんだ。」
レオは悲しそうな顔で答えました。
5人はどうすればいいかすぐにわかりました。
「ぼくと友達になってくれる?」
「もちろん!!」
レオはとっても嬉しくなりました。
カトウとカノウとケンイチとヨースケとオックンも嬉しくなりました。
それから6人はいつも一緒でした。
遊ぶ時も
歌う時も
辛い時も
楽しい時も
いつもいつも一緒でした。


 
 
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